
醒井について
流れる水はどこまでも清く、歴史が色濃く残る街道筋。
古く醒井は、中山道61番の宿場まちとして栄えました。平成27年4月には「水と暮らし」の遺る地域として「日本遺産」に認定されたこの街は、地蔵川が緩やかに流れ、その源泉にあたる加茂神社の側の居醒の清水は当時も旅人の疲れを癒したことでしょう。初夏から晩夏にかけては、地蔵川の中に梅花藻が白く可憐な花を咲かせ、日差しの強い中でも涼を楽しませてくれます。趣の残る街並みに日本でも指折りの美しい水の流れる醒井でゆっくりとした時間をお過ごしください。
醒井の観光スポット
梅花藻
キンポウゲ科の淡水植物で、川の中から顔を出すように梅に似た小さな花を咲かせます。例年の見頃は5月中旬から8月下旬までで、サルスベリの咲く頃には水面に浮かぶ白とピンクのコントラストに魅かれます。

地蔵川
年間を通して14℃前後の水温を保つ水の中には絶滅を危惧されるハリヨという5cmくらいの魚が生息しています。地蔵川は生活用水として昔から利用され、今でもヤカンやスイカが冷やされる風景が見られます。

居醒の清水
ヤマトタケルが伊吹山の神の白いイノシシとの戦いで傷つき、瀕死で辿り着いたこの地で清水を口にしたところ、目が醒めるように元気になったという逸話のある湧水。年中枯れることなく、こんこんと湧き出す水は醒井を流れる地蔵川の源泉です。

旧醒井郵便局
建物の創建は大正4年(1915年)で、ヴォーリズが設計に携わった擬洋風建築です。 昭和48年まで醒井郵便局として使用されていましたが、今は醒井宿の歴史を紹介する資料館として守られています。 (国の登録文化財)

醒井問屋場
問屋場(といやば)とは江戸時代、街道の宿駅で、宿場を通行する大名や役人に人足や馬の提供、荷物の積替えの引継ぎ事務を行なっていたところをいいます。完全な形で残っているものは全国的にも珍しく、貴重な建物とされています。

醒井木彫美術館
醒井から山手の方にある上丹生という地域の木彫は滋賀県指定の伝統工芸品です。またその出身である森大造(1900年~1988年)は帝展にも入選した彫刻家で、今日の職人の技と森大造の作品を常設で展示してあります。

醒井MAP
お食事・休憩・グルメ
布屋食堂
食事・かき氷
泡子堂
和菓子・たばこ
くぼた
お休み処・お土産・コーヒー
多々美家
食事
丁子屋
パン・休憩・お土産・梅花藻ソフトクリーム
お買いもの
ショッピングセンター 信沢
野菜・くだもの・ニジマスの甘露煮・ニジマスのあらい
近江屋
精肉・近江牛肉
森口商店
衣類・たばこ・化粧品・かさ・靴・帽子
川端商店
生活雑貨
立木与三郎商店
野菜・くだもの・食料品・酒